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コリドラスとは南米に生息するナマズの仲間です。アクアリストのみなさんはご存じだとは思いますが、熱帯魚に興味がない方にはあまり知られていない魚だと思います。しかし、熱帯魚ショップに行くと必ず置いてあるお魚であり、とてと人気の高い熱帯魚なのです。コリドラス専門で飼育をするコアなファンも多く居るほど、とても魅力的な熱帯魚です。そのコリドラスの魅力はなんといってもその泳ぎ方ではないでしょうか。
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☑コリドラスの魅力
私がコリドラスの魅力を説明するね。
もぉちゃんはコリドラス好きだもんねぇー。
コリドラスの魅力といったらやっぱり、エサの食べ方!!アクアリストの中じゃ「モフモフ」って言われてるよ。
コリドラスは砂底を這うように泳ぎ、砂底に落ちているエサ食べます。その食べ方がとても可愛らしく、砂底とエサを口に含み、砂底だけをエラから吐き出すといった、ちょっと変わった食べ方をします。また、砂底の残餌を食べることから、そのコリドラスの習性を利用して砂底を掃除させる為に飼育する人も少なくないようです。
お掃除屋さんかぁ。いいな~。私もお掃除屋さんとして飼おうかな~!!
待って。確かにコリドラスはその習性からお掃除屋さんと呼ばれているけど、お掃除屋さんで終わらせるにはもったいないくらい、まだまだ魅力がたくさんあるから!!
そうなの?
うん。まずは混泳向きなところ!!
コリドラスは砂底を這うように泳ぐ種類が多いため、他の熱帯魚と泳ぐ層が違います。また、普段は水槽の底でじっとしていることが多く、性格は温和で臆病、他の熱帯魚を襲ったりしないため、争いがおこる事が少ないのです。
私はコリドラスを飼育して、喧嘩しているところを見たことがないよ。
温和な性格っていいよね!!混泳には絶対大事だと思う!!
それと、これは好みによるんだけど、見た目が可愛いの。
見た目!?
うん!!あのつぶらな瞳で見つめられたら、キュン死にするね。
えーー!!コリドラスってブサイクじゃん!!
は?可愛いしっ!!
ま、まぁ好みだね。。。
とにかく、可愛いの!!あと動きも可愛くてずっと見ていられるよ。
コリドラスは泳ぎ方がとっても下手。お世辞でも綺麗な泳ぎとは言えない不器用な泳ぎ方で砂底に落ちてるエサを探しまわる姿はなんともいえない愛らしさがあります。また、水流を作ってあげるとその水流に乗って不器用な泳ぎ方で一生懸命泳ぐ、水流遊びという姿も見せてくれます。
あとは、繁殖が狙えるところも、魅力のひとつだよ!!産卵方法も独特でおもしろいよ。
コリドラスは繁殖する際に、「Tポジション」というボジションをとります。産卵時期が近くなるとオスとメスが激しく追いかけっこを始めます。普段じっとしているので、コリドラスが追いかけっこを始めるとすぐにわかります。やがて、互いに追うのをやめてメスの口の前にオスが横になるボジションをとりだします。この姿がローマ字の「T」に見えることから、「Tポジション」と呼ばれています。
メスの口に、オスの精子を入れるんだよ。
つまり雁が首だね!!
えっ??なに??
四十八手だよ!!フェ○チオ!!
・・・。
あっ、ごめん。つい。
続けてもいいかな?
うん。
それで、その「Tポジション」と言われる作業が終わると、メスは10個~20個の卵をお腹に抱えるの。それから卵を抱えたまま、水槽を泳ぎまわって卵を産み付ける場所を探すんだよ。
へぇ。その時オスはなにしてるの??
ぼ~。っとしてる。
気持ち良かったんだねww
それからメスが、水槽のあちこちに卵を産み付けていくの。水草とか、水槽のガラス面とかに。これがコリドラスの繁殖だよ。珍しいでしょ!?
あー、見てみたいなー‼︎
雁が首!!
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☑コリドラスの飼育環境
【砂底について】
コリドラスは基本的に砂底の上が生活場所です。なので、砂底選びが一番のポイントです。コリドラスは口先を砂の中に突っ込んでエサを探し、砂ごと口に含む習慣があります。大きな粒の石や砂などではコリドラスの口内を傷つけてしまう恐れがあるので、出来るだけ細かくて、角ばったところがない砂を選ぶ事をおススメします。おススメは【田砂】と【ボトムサンド】です。
【ボトムサンド】の特徴は、細かくて軽い!!あと、結構明るい砂だね。【田砂】は【ボトムサンド】に比べると少し暗めで、重みがあるかな。
もぉちゃんの使っている砂はどっちなの??
私は【田砂】だね。砂底を掃除する時に【田砂】の方が掃除しやすいんだよね。プロホースを使って砂底をザクザクいくんだけど、【ボトムサンド】だと一緒に吸っちゃってめんどいのね。軽いから。【田砂】だとプロホースを調整したら【田砂】が重みで落ちていくから楽だよ。
砂底掃除は必須なの??
必須!!コリドラスは砂底の上が生活場所だから、砂底が汚れていると病気になっちゃうから。
そっか、病気にならないために砂底掃除は大事なんだね!!
水換えの時は必ず砂底も掃除した方がいいね。
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【フィルターと水流】
コリドラスの魅力を最大限に引き出すには、水槽内に水流を作ってあげることがポイントです。自然界においてコリドラスの生息する川では水の流れがあります。水槽内に水流を作ってあげることで、より自然界に近づけることが出来ます。いっぽうで水流がない水槽では活発的に泳ぎ回る姿は見られずに、不自然に太ってしまって不健康な身体となってしまい、寿命が短くなってしまうそうです。運動不足にならないためにも水流は作っておいた方いいでしょう。
水流を作るのにおススメなフィルターは外部式フィルターです。なかでもエーハイムの外部フィルターはおススメで、ディフューザーという商品を排水パイプの先につけるだけで簡単に水流を作ることができて、かつ水槽内に十分な空気を送りだすことも出来ます。
ディフューザーって本当に便利で、水流と空気を同時に作り出すことが出来るの。ちなみに私はエーハイム2213だよ。60センチ未満の水槽ならこの2213で十分かな。あまり小さい水槽だと水流が強くなりすぎて、コリドラス達が疲れちゃうから注意が必要だよ。
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で、それからこっちがディフューザーだよ。
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あれ??私が持ってるのとはちょっと違うよ!!
エビちゃんはエーハイム2215でしょ!?
2215と2213では使えるディフューザーが違うからね。間違えないようにね!!
へーなるほどねぇ。
【水質】【水草】
コリドラスの好む水質は、弱酸性です。アルカリ性に傾かないように気をつけましょう。
コリドラスを飼育するうえで水草はポイントです。根を貼る水草を入れると、砂底を掃除するときに十分に掃除が出来ないのであまりおススメではありません。また根を貼らない水草(ヘアーグラスやグロッソスティグマなどの)はコリドラスの習性上(砂底に口を突っ込んでエサを探す)引き抜かれてしまって、気がつくと水草が浮いてる。といったことが良く起こります。ですので、流木に巻いた「アヌビアス・ナナ」がおススメです。「アヌビアス・ナナ」は葉っぱも大きくて、産卵の際に卵をくっつける事ができるので、繁殖を狙う際は入れておくのがいいでしょう。
ここまでが、コリドラスを飼育するうえで気をつけるポイントかな!!
☑初心者におすすめなコリドラスの種類
コリドラスの種類は、その数約160種とされています。しかも、自然界には未だに発見されていない種類がまだまだたくさん生息していると言われいます。さらにコリドラスは大きく(ショートノーズ)、(セミロングノーズ)、(ロングノーズ)といった3種類に分ける事ができます。
この3種類はかなり大きく分けていて、細かく分けるとキリがないから、今回は大きく3種類に分類したよ。
ノーズってことは、鼻の長さが違うんだね!!
まぁ簡単に分けるとそうかな。
今回は初心者におすすめな3匹をピックアップするね!!
初心者用のコリちゃんって事は丈夫ってことだね!!
そうだね。コリドラスは一部の特殊な種類を除いては比較的飼育は簡単だよ。ただし、どのコリドラスも砂底には気を使ってあげなくちゃいけないけどね。
☆★☆白コリ☆★☆
コリドラス・アエネウス(アルビノ)
白いボディが特徴的なコリドラスだよ。コリドラスって臆病な子が多くて、人間が近づくと物陰に隠れる子が多いんだけど、この白コリは動じずに物怖じしないんだよね。水槽の中に白い個体が泳いでるととっても目立つよ♪
☆★☆青コリ☆★☆
コリドラス・パレアタス
花コリとも呼ばれているコリドラス。不規則な模様が特徴的で、とても丈夫なコリドラスだよ。そのまだらな模様が飽きさせないし、凛とした感じがとてもカッコいいよ♪
☆★☆赤コリ☆★☆
コリドラス・アエネウス
コリドラスの代表格だね。白コリと青コリと違って外見の特徴はないかな。まぁ地味だね。
もぉちゃん・・赤コリだけ雑じゃない?
そんなことないよ。たぶんコリドラスの中で一番流通している種類だからね。けどあんまり特徴がないから難しいの。
へぇ。本当だ、なんか地味!!
まぁこれはこれで可愛いけどね。
この3種類が初心者におススメのコリドラスだね。
最初はこの3種類から初めて、慣れたらもっと違う種類に挑戦していくのがいいね。
次は【初心者から少し成長編】とかいうタイトルで、紹介したいとっておきの種類がいるからね!!
楽しみだね!!まだあいつの名前が出てないからね!!
あいつ??
女子に人気の!!
あ~あの種類ね。
パ・ン・ダ!!
あーあ、言っちゃったよ。
言わないで、なんだろう?って楽しみにしておく感じかと思ったし
そーゆーの無理!!
でしょうね。
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